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📊 Event Report

【株式会社CATALYST】生成AIで職務経歴書・履歴書を5分で自動生成する「給職者データプラットフォーム」

VENTURE PITCH ONLINE
2025/06/05
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自己紹介とカタリストのミッション

皆さま初めまして。株式会社CATALYSTの代表を務めております山本居杜と申します。よろしくお願いいたします。私たちは現在、日本の生産性向上に貢献することをミッションに掲げ、新しく「給職者データプラットフォーム事業」を立ち上げました。

私たちは最高のチームでこの大きな挑戦に挑んでいます。私自身のキャリアは常にマーケティングの革新と事業の成長とともにあり、これまでにサイバーエージェント、NTTデータ、Googleなどを経てまいりました。現在もGoogleに所属しておりますが、それはAIの最先端をいく企業での知見や人脈、マーケティングにおいて重要なGoogleのノウハウを立ち上げ期に活かすためです。資金調達後は、このカタリストの事業に完全にコミットいたします。そして、私たちの技術的根幹を支え、ビジョンをプロダクトとして具現化するのが、LLM(大規模言語モデル)の関連研究におけるエキスパートであるシステムエンジニアの川北です。この強力な布陣で事業を推進してまいります。

転職市場における課題と「履歴書作成の大きな負担」

現在、日本の就業者の約6割が現在の仕事に満足していないというデータがあります。さらに、平均給与は90年代から横ばい、あるいはそれ以下という厳しい状況が続いています。そのため、より良い環境を求めて転職を希望する方が増えており、数多くの人材サービスが乱立しています。

しかし、「よし、転職しよう」と決意しても、「一体何から手を付ければいいのか」と戸惑う求職者が非常に多いのが実態です。実際、求職者の約4割が応募書類の作成に多大な時間を費やしているという調査結果があります。この「面倒くささ」や作成の負担こそが、日本の人材流動性と生産性向上を阻む大きな要因になっていると私たちは考えています。特にITエンジニアの48.8%が、転職活動のプロセスの中で「職務経歴書の作成が最も苦痛だ」と回答しています。

生成AIを活用した「カタリスト」のプロダクトデモンストレーション

カタリストは、この転職活動におけるあらゆる面倒くささを生成AIの力でスマートに解決し、これまでの常識を覆すスピードで次のキャリアへと踏み出すことをサポートするサービスです。

ユーザーは、氏名、これまでの職務経歴、スキルセット、資格といった情報を、シンプルなステップの質問に答えて入力していくだけです。UI/UXを徹底的に磨き込んでおり、わずか4〜5分で、情報密度が高く、企業の採用担当者から選ばれる魅力的な履歴書や職務経歴書を自動生成することができます。

カタリストの優位性と圧倒的な書類クオリティ

私たちが何よりもこだわっているのは、生成される応募書類の「質」です。既存の転職エージェントなどが提供している自動生成ツールと比較しても、カタリストが作成する書類の精度とクオリティは群を抜いていると自信を持ってお伝えできます。

単なるテンプレートの穴埋めではなく、採用担当者にしっかりと響く「選ばれる書類」を作成します。また、求職者の皆さまの大切な個人情報をお預かりするため、鉄壁のセキュリティとプライバシー保護を備えた堅牢なシステムを構築しています。

市場規模とターゲット戦略

日本の転職者数は年間380万人にのぼり、非常に巨大な市場です。私たちはまず、アーリーアダプターが多く、人材の流動性が比較的高く、かつ採用単価の高い「情報通信業」の転職者約20万人をメインターゲットとして設定し、迅速なプロダクトマーケットフィット(PMF)を目指します。特に、書類作成に最も強い負担を感じているITエンジニアの皆さまに寄り添い、価値を提供してまいります。

プロダクトのロードマップと資金調達

私たちのプロダクト戦略は2つのフェーズに分かれています。 - フェーズ1:プロダクトの基本価値をより多くの求職者に届けるため、使いやすさを徹底的に磨き上げます。現在、AI面接練習機能などの便利な追加機能も準備中です。 - フェーズ2:蓄積されたデータを活用して事業を多角化し、単なる応募書類作成ツールを超えた「真の給職者データプラットフォーム」へと昇華させます。早期に求職者との接点を確立することで、多角化時の顧客獲得単価を非常に低く抑えられることが私たちの強みです。

このビジョンを本格的に実現するため、今回3000万円の資金調達を計画しております。今月にはオープンベータ版から本格ローンチへと移行する予定です。ぜひ、私たちと共に転職の未来を創り上げましょう。

質疑応答・フィードバック

コメンテーター(はてな森):非常に楽しくプレゼンテーションを拝聴しました。ありがとうございます。このビジネスモデルは、一般の求職者ユーザーからは料金をとらずに、転職エージェントや企業への送客、あるいは広告などでマネタイズしていくという理解でよろしいでしょうか。また、2点質問があります。1点目は、これまでもAIを使わない履歴書作成サービスは存在していましたが、それらが大きく跳ねなかった理由とカタリストの決定的な違いは何でしょうか。2点目は、コアターゲットとするITエンジニアであれば、自分でChatGPTなどのLLMを使って書類を作れてしまうのではないかという点です。このあたりをどう分析されていますか。

山本居杜氏:ご質問ありがとうございます。マネタイズについてはご指摘の通り、ユーザー課金ではなく、早期に質の高い求職者データベースを構築し、そこからの事業多角化や送客でマネタイズする形になります。

1点目の既存サービスとの違いですが、決定的な差は「圧倒的な出力クオリティ」です。既存の転職エージェントなどが提供する自動作成機能は、本質的には「会員登録のプールを増やすためのフック」に過ぎず、書類自体の質を極限まで高めることには注力していません。私たちは書類作成サービスとして「選ばれる質」を徹底的に追求しており、そこで明確な差別化を図っています。

2点目のITエンジニアが自力でLLMを使うのではないかという点ですが、確かに技術的には可能かもしれません。しかし、実際に自分でLLMを使って作成しようとすると、テンプレートを探し、適切なプロンプトを考え、出力された内容をフォーマットに整えるといった「面倒な作業コスト」が依然として残ります。カタリストはその一連の面倒くささを完全に排除し、4〜5分で完璧な書類が完成する体験を提供します。エンジニアの方々にとっても、この圧倒的なタイパの良さは非常に魅力的な価値になると考えています。