皆さん、こんにちは。いまチカ株式会社の小野と申します。本日はよろしくお願いいたします。本日のプレゼンテーションは私から行わせていただきますが、弊社代表の伊も参加しております。
我々は、SNSに特化した自動化・運用管理ツールをSaaSとして提供している会社です。
まず、私たちが解決する店舗マーケティングの課題についてお話しします。多くの中小企業や店舗のオーナー様が、「SNSを運用して集客したいけれど、とにかく人材不足で手が回らない」というジレンマに直面しています。日々多忙を極める中で、Instagram、Facebook、Googleマップなどの多様なSNSを更新し続けるのは極めて困難です。
具体的には、「そもそも投稿する記事や画像を作れない」「毎日更新しようとしてもすぐにネタ切れになる」といった悩みが圧倒的多数を占めます。その結果、高額な費用を払って外部業者に丸投げするか、あるいは更新が途切れがちになって放置されるという悪循環に陥りやすくなります。
最近は様々な生成AIツールが登場していますが、「AIツールを渡り歩いてテキストを作り、それを各SNSにコピペする」という作業だけでも、慣れていない方にとっては非常に時間がかかり、大きなストレスとなります。
私たちの提供する「イマチカ」は、このプロセスをワンストップで解決し、毎日自動的に記事が生成され、自動的に各SNSに同時投稿される状態を作ることができるシステムです。
イマチカの管理画面に、自社の店舗情報、サービス内容、求人情報といったベースとなる情報を一度入力(インプット)していただくだけで、そこからAIによる自動化が始まります。AIがその情報から最適な文章を組み立て、ハッシュタグまで含めてInstagramやFacebook、Googleマップなどへ同時に一括自動投稿を実行します。
さらに、もう一つの強力な特徴が「SEOおよびMEO(Googleマップ対策)との自動連動」です。
SNSに投稿されると同時に、店舗のローカルSEOやGoogleマップ対策がシステム内で自動的に最適化されていきます。これにより、SNSとMEOという店舗集客における最重要チャネルを、ひとつの管理画面から統合管理することが可能になります。
イマチカはすでに確かな実績を構築しています。現在、累計で4,000以上のビジネス・アカウントでご利用いただいており、特に全国に多店舗を展開される店舗系の事業者様に強く支持されています。例えば、全国に400店舗以上を展開される有名チョコレートブランド「ゴディバ(GODIVA)」様においては、全店でイマチカを導入・活用いただいております。
これまでは店舗系のビジネスを中心に展開してまいりましたが、2025年からはB2B企業向けのマーケティング支援や、個人クリエイターのSNS運用を自動化する個人向けサービスのローンチも予定しており、全方位的な展開を狙っています。
イマチカの強みは、代表の伊自身がCTO(最高技術責任者)を兼務している点にあります。私たちはほぼ毎日、システムのマイナーアップデートを繰り返しており、ユーザーの皆様からの「ここをもっとこうしてほしい」という現場の声を、毎月のメジャー機能改善に即座に反映させています。
その直近の成果の一つが、画像からショート動画(リール動画)を自動生成する機能です。
リソースのない中小店舗では、ショート動画用の素材撮影が困難ですが、イマチカでは静止画写真をアップロードするだけで、AIが自動で動きを加え、InstagramのリールやTikTok等へそのまま自動投稿される仕組みを開発しました。
もちろん、ストーリー性のある複雑な動画の作成や、SNSのダイレクトメッセージ(DM)・コメントへの自動返信など、一部まだ開発中の機能もありますが、投稿文の生成や主要SNSへの投稿スケジュール管理については、ほぼAIのみで自動化が完了しています。
イマチカのビジネスモデルは非常にシンプルなサブスクリプションモデルです。
プランは大きく2つに分かれており、月額約3万円の基本プランと、機能が充実した月額6万円のプランを提供しています。基本的には1店舗=1アカウントの契約となりますが、多店舗展開をされている企業様向けには、本部が一元管理できる「本部管理アカウント」を発行し、各店舗への権限付与や投稿承認ワークフローをスムーズに行える機能も完備しています。
現在のイマチカは健全な「黒字経営」を維持しており、自社資金のみでも事業を継続・拡大していける安定した財務基盤を持っています。しかし、今回あえて外部からの資金調達を行うのは、開発スピードを劇的に加速させ、AI技術の研究開発と営業活動にさらに専念するためです。
今回のラウンドでは、3,000万〜5,000万円規模の調達を想定しています。この資金をもとに、5年後には累計10万アカウントの導入(KPI)を目指し、最終目標である5年後のIPO(株式公開)へ向けて成長を一気に加速させたいと考えています。
店舗のマーケティングに本当に必要な機能だけを、シンプルかつ安価に提供し、人手不足に悩む全国の中小店舗のDXを当たり前のものにしていく。私たちのビジョンに共感いただき、ともに成長を加速させていただける販売パートナー様や投資家の皆様との出会いを楽しみにしております。ご清聴ありがとうございました。
鈴木氏(コメンテーター):小野さん、ありがとうございました。店舗向けのSNS自動化およびMEO対策ということで、店舗集客における現場の「手間」を極限まで減らす思想がよく伝わりました。すでにゴディバ様をはじめとする4,000以上のアカウント実績があるのも素晴らしいですね。
今回は販売パートナーと投資家の募集ということでご登壇いただきましたが、現在の足元の売上やクライアント数の計画、そして想定されている調達額について詳しく教えていただけますか?
小野氏:ご質問ありがとうございます。資金調達に関しては、今回のラウンドで3,000万〜5,000万円規模を想定しております。現在の会社経営自体は黒字で推移しており、自己資金のみでも回していける状態ではありますが、AI生成機能や動画生成機能などの開発スピードをさらに高めるためのアクセルを踏む目的で調達を考えております。
今後の事業計画としては、5年後にIPOを達成することを見据えて事業を推進しています。
鈴木氏:なるほど、現在の財務体質は黒字であり、さらに成長スピードを速めるための資金調達ということですね。
サービスはサブスクリプションモデルとのことですが、料金体系はどのようになっているのでしょうか?
小野氏:プランは大きく分けて2つご用意しております。1つは月額約3万円前後のエントリープラン、もう1つはより高度な機能を備えた月額6万円のプランです。基本的には1店舗=1アカウントとしてのご契約となりますが、多店舗経営のクライアント様には本部が全店舗の投稿状況を可視化できる本部用アカウントと管理機能を提供しています。
鈴木氏:1店舗あたり月額3万〜6万円という設定は、中小店舗にとっても非常に導入しやすい現実的な価格ですね。
5年後のIPOというマイルストーンに対して、目標とする契約社数やアカウント数はどのくらいを想定されていますか?
小野氏:私たちは「アカウント数」を最重要KPIとして追いかけており、5年後までに累計10万アカウントの獲得を目指しています。これには個人クリエイターや中小店舗、B2B企業など、これから拡大していくセグメントもすべて含めた目標数値となっています。
鈴木氏:10万アカウントというのは非常に意欲的な数字ですが、現在の4,000というベースからB2Bや個人向けへの横展開、さらには代理店ネットワークが構築できれば、十分に射程圏内に入ってくると思います。CTOを兼務されている代表の伊様のもとで、プロダクトが毎日改善されているという開発体制の強みも素晴らしいです。今後の急成長に期待しております。ありがとうございました。
小野氏:ありがとうございました。