株式会社アソシエーションオフィスの泉もときと申します。弊社は、最先端の生成AIを用いたプロダクトの自社開発および販売を行っている企業です。
現在、検索の形は従来のGoogle検索から、ChatGPTやPerplexity、Gensparkといった「生成AI検索」へと急速にシフトしています。SEO市場は2028年までに1200億円規模に達すると予測されていましたが、このLLMやSNS、Googleマップ(MEO)におけるAIの進化により、市場規模はさらにその2倍、3倍へと膨れ上がることが見込まれます。
ビッグテックのモデル開発競争によりAIは日々成長していますが、一方で「一般ユーザーや企業が使いこなせていない」という大きなギャップが存在します。ツールが多すぎて選べない、あるいはプロンプト入力の手間がありワンクリックで完全自動で使えないことが原因です。弊社は、こうしたギャップを埋めるため、「ワンクリック」かつ「完全自動」で価値を生み出す3つの製品を事業の柱として展開しています。
弊社の事業は、以下の3つのソリューションで構成されています。
1つ目は、すでにローンチ済みの完全自動集客プロダクト「AIブログアルケミスト」です。これは毎日5,000文字規模のブログ記事を完全自動で生成し、ウェブサイトへの公開からインデックス登録(検索エンジンへの登録)までを自動化するサービスです。現在、すでに有料・無料を含めて400〜500件ほどの接続実績があり、自動で集客流入を増やす仕組みが稼働しています。
2つ目は、企業の業務効率化を推進するAIプラットフォーム「AIワン」です。
そして3つ目が、来期ローンチ予定の「AI eラーニング」です。これからのAIエージェント時代を見据え、従来のテキストや動画による一方通行の学習ではなく、AIエージェントがすべての社内ナレッジを学習し、ユーザーと一対一で個別にカスタマイズされた指導を行う新しい学びのプラットフォームを提供します。
弊社のビジネスモデルは、プロダクトの販売をパートナー代理店様に委託するB2B2C形式を主軸としています。代理店様向けには、初期費用ゼロ、ランニングコストゼロ、店舗不要、かつ顧客の技術的アフターフォローはすべて弊社本部が引き受けるという、極めてリスクの低い販売モデルを提供しています。代理店専用のクーポンコードを発行し、それを介した申し込みに対してインセンティブをお支払いする仕組みにより、現在約100社の代理店様と提携しております。
開発を加速させるため、直近でも5月にクラウドファンディング等を通じて資金調達(約480万円の目標に対し6,200万円の満額調達)を実施いたしました。生成AI領域の開発には高いコストがかかりますが、今後はさらなる開発チームの強化や、インフルエンサー(YouTuber等)を活用したマーケティング施策のために、さらなる追加の資金調達を計画しております。事業提携や代理店へのご興味、あるいは資金支援を検討いただける方は、ぜひお声掛けいただけますと幸いです。
コメンテーター(富山氏):泉さん、夢のある素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございました。3本の柱の1つ目である集客プロダクト「AIブログアルケミスト」について質問させてください。店舗経営者向けに、毎日おすすめ情報などをトレンドキーワードに基づいて自動生成できる仕組みとのことですが、これはどのように毎日異なる内容を自動生成しているのでしょうか。
泉もとき氏:ご質問ありがとうございます。仕組みとしてはまず、X(旧Twitter)のリアルタイムトレンドワードをシステムが自動で取得します。その中から、ユーザー企業様の事業領域と親和性の高いキーワードを自動でスクリーニングして組み込みます。さらに、Google Search Consoleから上位クエリ(検索流入の多いワード)を自動抽出し、それらを掛け合わせたキーワードを作成します。これに加えて、管理者様が自社情報や特長などのナレッジをプロンプトにあらかじめ登録しておくことで、AIがこれらをミックスし、毎日全く異なる5,000文字レベルのオリジナル記事を自動生成する設計になっています。
コメンテーター(富山氏):なるほど。例えば「横浜」の中華街や元町といった地域ごとの地名や、特定の中華料理店などのローカルキーワードをいち早く察知して、ブログ記事作成に応用することは可能なのでしょうか。
泉もとき氏:はい、十分に可能です。地名や固有の店舗情報をプロンプトに「ナレッジ」として設定しておくことで、誤った情報(他店舗の紹介など)を生成するリスクをプロンプト側で微調整・コントロールできます。さらに、弊社のシステムはブログ生成だけでなく、SNS発信やGoogleマップ(MEO)とも完全自動で連動しています。ブログが自動生成されると同時にGoogleマップの店舗情報もアップデートされるため、ローカル検索(MEO)の掲載順位向上にも大きく寄与します。
コメンテーター(富山氏):ローカルマップ連携まで完全自動化されているのは、忙しい店舗オーナーにとって非常に強力ですね。もう一点、直近で大きな資金調達(満額調達)を達成されたとのことですが、開発体制の展望や、今後予定しているさらなる資金調達の規模について教えていただけますか。
泉もとき氏:現在、弊社は開発ディレクションに強みを持っており、細かな実装は信頼できる外注パートナーと連携しながら機動的に進めています。最近では「AIによる自動コーディング(Vibe Coding)」の普及により、エンジニア単体の生産性が10倍以上に向上しています。そのため、今後は優秀なプロダクトマネージャーを採用し、開発体制を強固にしたいと考えています。また、生成AIをまだ使いこなせていないスモールマーケットや個人ビジネス層にアプローチするため、コミュニケーションコストの低いYouTuberを活用したインフルエンサーマーケティングを展開する予定です。これらの開発およびマーケティング強化に向けて、今後はさらに1億から2億円規模の追加資金調達を想定しています。
コメンテーター(富山氏):なるほど。技術の波を捉えつつ、顧客獲得と追加の資金調達が噛み合えば、非常に面白いスピード感で成長しそうですね。期待しております。
泉もとき氏:ありがとうございます。市場のスピードに取り残されないよう、最速でプロダクトを磨き上げ、スケールさせてまいります。