アスエネ株式会社は、シリーズDラウンドにおいて総額135億円の資金調達を実施した。本調達は、第三者割当増資(プライマリー取引68億円)、既存株主・従業員による株式譲渡(セカンダリー取引37億円)、および三井住友銀行からの借入により構成される。これにより、同社の投融資における累計調達額は250億円となった。今回のリード投資家には、米国の資産運用大手BlackRockとシンガポールの政府系ファンドTemasekの合弁企業である「Decarbonization Partners(DP)」が参画している。
アスエネは、AIサステナビリティ統合プラットフォーム「ASUENE」を展開する。CO2排出量の算定・削減・報告から、ESG評価、サプライチェーン管理、第三者保証、カーボンクレジット、AIエネルギーマネジメントまでを支援するプロダクトをグローバルで提供している。現在、製造業をはじめとするサプライチェーン管理の強化を図り、日本・米国・アジア・欧州を中心に事業を拡大している。
今回の調達資金は、M&Aによる事業拡大の加速と、AI・プロダクト開発の強化に充てられる。同社は「AIネイティブカンパニー」への進化を掲げており、AI人材の採用・育成および開発基盤の強化を通じて、意思決定の高度化を図る方針である。これにより、世界的なサステナビリティ実務を包括的にサポートするプラットフォームとして、国際標準の地位確立を目指す。
本ラウンドにおける主な参画投資家および金融機関は以下の通りである。