元UberのCEOであるトラビス・カラニック氏が設立したロボティクス企業「Atoms」は、17億ドル規模の資金調達を実施したことを発表しました。本ラウンドはAndreessen Horowitzが主導し、Bain CapitalやFifth Wallなどが参加しています。また、カラニック氏が創業したUberも投資家として参画しました。本投資に伴い、Andreessen Horowitzのベン・ホロウィッツ氏がAtomsの取締役に就任します。
Atomsは、カラニック氏がUber退社後に取り組んでいたゴーストキッチン事業「Cloud Kitchens」を母体とし、リブランドされた持ち株会社です。同社は今年3月に、アントニー・レヴァンドフスキ氏が率いる重工業オートメーション企業「Pronto」の買収を発表し、その事業領域を拡大しています。
カラニック氏は、今回の資金調達について「UberやCloud Kitchensで追求してきたビジョンの延長線上にあり、未完の事業を完了させるためのもの」と述べています。同社は「ロボットのためのホイールベース」の構築を掲げており、物理世界をソフトウェアで理解・制御することを目指しています。製造をCPUに、不動産をストレージに、輸送をネットワークに見立て、物理世界をデジタル化する「原子ベースのコンピュータ」という構想を掲げています。
・Andreessen Horowitz(リード投資家)
・Bain Capital
・Fifth Wall
・Uber