米国のエンタープライズソフトウェア大手ServiceNowは、インドを拠点とする銀行向けソフトウェア開発会社BusinessNextに対し、4000万ドルを出資しました。この取引によりBusinessNextの評価額は7億ドルに達し、ServiceNowは約5%の株式を取得します。今回の出資は単なる資本提携に留まらず、ServiceNowのグローバルな販売網と顧客基盤を活用した戦略的なパートナーシップを目的としています。
2002年に設立(旧社名:CRMNext)されたBusinessNextは、インドのノイダを拠点とし、AIを活用した「自律型バンキング」プラットフォームを提供するソフトウェア企業です。現在、インド中央銀行やインドステイト銀行、HDFC銀行を含む70以上の金融機関を顧客に持ち、東南アジア、中東、米国などへグローバルに展開しています。直近の会計年度における売上高は約3200万ドルで、1300名以上の従業員を擁しています。
本提携の主眼は、銀行業務におけるAI活用の推進です。BusinessNextが強みとする「顧客接点を持つ銀行ワークフロー管理」と、ServiceNowの「バックオフィスおよびワークフロー自動化技術」を統合し、共同で金融機関へ提案を行います。BusinessNextは、今回の出資を機にServiceNowの持つ高度な販売インフラを利用することで、米国を含む海外市場での事業拡大を加速させる方針です。
・ServiceNow