米国カリフォルニア州パロアルトに拠点を置くサイバーセキュリティスタートアップのGlowは、シリーズAラウンドで1億8,000万ドルの資金調達を実施したことを発表しました。この全株式による資金調達により、同社の企業評価額は12億ドルに達し、ステルスモードから脱却してユニコーン企業の仲間入りを果たしました。
Glowは2025年に設立された企業です。元Metaのエンジニアリング担当副社長であるRoi Tiger氏がCEOを務め、同社の共同創業者にはスノーフレイクの元サイバーセキュリティ戦略責任者であるOmer Singer氏、Clarotyの元研究開発担当副社長であるOphir Arie氏、Metaの元エンジニアリングリーダーであるArnon Joseph氏が名を連ねています。また、ユナイテッド航空やDocuSignでCISOを歴任したEmily Heath氏がCOOとして参画しています。現在、従業員数は約100名で、70%がイスラエルに拠点を置いています。
Glowは、AI時代における企業のエンドポイントセキュリティの再定義を目指しています。同社は、企業が従業員の端末上で実行されるソフトウェア、AIエージェント、および開発ツールを監視・制御するためのプラットフォームを構築しています。専用のAIエージェントを活用することで、企業環境の継続的なマッピング、リアルタイムのリスク評価、セキュリティポリシーの強制を実行します。既存の検知・対応製品とは異なり、リスクのあるソフトウェアやAIエージェントが環境に侵入する前に防止するアプローチを特徴としています。
すでにヘルスケア、小売、金融サービスなどの業界で有料顧客を抱えており、導入規模はグローバル組織全体で数万台の従業員デバイスに及ぶとしています。今後は拡大するAI脅威に対する予防的なセキュリティソリューションとして市場展開を加速させる方針です。
今回のラウンドはSequoia Capitalが主導し、Cyberstarts、Greenoaks、Redpoint Venturesが参加しました。さらに、Index Ventures、Swish Ventures、Lux Capital、Operator Collective、Holly Venturesが出資しています。