ニューヨークを拠点とするベンチャーキャピタル、Dimension Capitalは、8億ドルの第3号ファンドを新たに設立したことを発表しました。2022年後半の設立以来、同社は急速に運用規模を拡大しており、今回の調達額はわずか18ヶ月前に発表された第2号ファンドの5億ドルと比較して60%の増加となります。
Dimension Capitalは、Zavian Dar氏、Adam Goulburn氏(元Lux Capital)、およびNan Li氏(元Obvious Ventures)によって設立されました。同社は「科学と計算技術が交差する領域」を投資の主軸としており、バイオテクノロジーとソフトウェアの境界を越えるディープテック企業の支援に注力しています。
同社の仮説は急速に現実のものとなっており、代表的な投資先には、薬物開発用AIモデルを開発するChai Discovery(シリーズCにて4億ドル調達)や、CoinbaseのBrian Armstrong氏が共同設立した抗老化スタートアップのNew Limitなどがあります。また、AnthropicによるCoefficient Bioの買収を通じて、同社はAnthropicの株式も保有しています。第3号ファンドの設立により、科学と計算技術の融合という強力なテーマに対する投資をさらに強化する方針です。