テスラは、第2四半期決算発表を翌日に控えたタイミングで、フロリダ州のオーランドおよびタンパにおいて、同社のロボタクシー(自動運転タクシー)サービスの試験運用を開始しました。これにより、同州内での展開都市は先行して開始されたマイアミと合わせて計3都市となりました。
今回投入されたのは、運転手が同乗しない非監視型のモデルY SUVです。現状、新たに開始されたオーランドとタンパにおける運用エリアは限定的であると報告されています。テスラは以前、テキサス州のダラスとヒューストンでも自動運転フリートの導入を発表していましたが、それらの地域での規模拡大は計画に対して慎重に進められています。
今回の試験運用は、テスラがこれまで投資家に対して示してきたロボタクシー事業の進捗の一環です。イーロン・マスクCEOは、2025年末までに米国の人口の半数をカバーするロボタクシーサービスを提供すると言及してきました。また、米国運輸省は先月、自動運転車にブレーキペダルの設置を義務付けないとする規則変更を提案しており、これが将来的にテスラのサイバーキャブ展開の追い風となる可能性があります。テスラは公式の広報窓口を閉鎖していますが、全米各地でサイバーキャブを待機させており、今後も段階的な試験運用を継続していく見込みです。