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📊 Event Report

【株式会社WeGlobal】一次情報を持つ現地人材と日本企業を繋ぎ、海外事業を加速させる「クロスボーダーワークス」

VENTURE PITCH ONLINE
2025/06/05
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自己紹介とグローバルHR領域における使命感

皆さん、こんにちは。株式会社WeGlobal(ウィーグローバル)の代表を務めております周 如意(シュー)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。私たちは、「越境(クロスボーダー)をおもしろく、可能性を新しく」というミッションを掲げ、日本と世界の間にある国境、文化、働き方の壁を取り払い、新しいコラボレーションと価値を創出することを目指しています。

私自身、10代の頃から国境や文化をまたいで中国、日本、シンガポールで生活し、仕事をしてまいりました。直近の5年間はグローバルHR領域を軸に、外資系企業やグローバルスタートアップの海外展開・日本市場エントリーに伴う採用支援や転職支援に数多く携わってきました。この過程で、日本企業がグローバル展開する際の人材や情報の課題を身をもって体験し、自分がその解決のブリッジになるという強い使命感を持って2021年に創業いたしました。

私たちの強みは、メンバー自身がクロスボーダー領域での豊かな原体験を持っている点です。現在は、海外事業開発の経験豊富な4名のチームメンバー(中核メンバーの藤田や今村など)と共に、事業開発とプロダクト開発をスピーディーに推進しています。

日本企業が海外進出で直面する情報と時間の壁

現在、日本企業の海外展開プロセスの多くは、ジェトロ等の公的支援機関や現地の代理店、大手コンサルティング会社を活用する形が一般的です。

しかし、このアプローチには致命的な課題があります。現地のリアルな「一次情報」の収集や、信頼できるローカルパートナー探し、そして各社に合った正しい進出戦略の検証を行うまでに、膨大な間接コストと時間がかかってしまうという点です。「現地に実際に行ってヒアリングするだけで何ヶ月も要してしまった」というように、本質的な展開に着手する前のプロセスで疲弊し、失敗してしまう企業が非常に多いのが実態です。

一次情報を持つ現地エキスパートに直接アクセスする「クロスボーダーワークス」

この情報と時間の壁を打破するために私たちが開発したのが、海外展開を支援する越境副業マッチングサービス「クロスボーダーワークス(Cross Border Works)」です。

私たちは、進出対象国の現地で実際に働き、生きた一次情報を持っているローカルなエキスパート人材(ビジネスプロフェッショナル)のネットワークをプラットフォーム上に構築しています。企業は、現地の壁打ち、市場調査、競合調査、現地キーマンとの商談開拓など、事業展開のフェーズや課題に合わせて、必要な人材の必要なリソース(副業・プロジェクト単位)をダイレクトに活用できます。これにより、従来のコンサルなどを挟むことなく、最短1週間で企業様の海外プロジェクトメンバーとして現地人材を稼働させ、シームレスに海外展開を検証・実行することが可能になります。

伴走型でチームに入り込む「事業競争型パートナー」としての優位性

私たちの競合優位性は、従来の単純なクラウドソーシングやスポットコンサルのような「単発のタスク外注(業務支援型)」ではないという点です。

私たちは、クライアント企業様のグローバルチームの「中のメンバー」として現地エキスパートが深く入り込み、伴走して事業を「共創」する点に特化しています。海外展開の0から1の立ち上げフェーズにおいては、単なるレポート提出ではなく、一緒に事業を立ち上げるパートナーとしての関わり方が極めて重要だからです。

柔軟な2つのビジネスモデルと現在のトラクション

企業様の利用ニーズに合わせて、私たちは2種類のプランを用意しています。 - ライトプラン(スポット型ハンズオン):新規顧客獲得の入り口として、クロスボーダーワークスが品質を担保した成果物(現地調査レポートなど)を単発で提供し、お試しで効果を実感していただくプランです。 - エージェントプラン(稼働連動型):タレントマッチングに特化し、現地人材のプロジェクト稼働報酬に対して30%のマージンをいただく月次収益(リカーリング)モデルです。

現在、登録している現地エキスパートは25カ国以上、531名にのぼります。日本語を含めた多言語に対応し、かつ現地ビジネスの即戦力となるハイレイヤーな人材が揃っています。法人側も順調に顧客が増加しており、直近では中堅・準大手の企業様10社ほどが本格導入に向けた準備を進めている段階です。

アジア地域を最優先とした成長ロードマップと資金調達

私たちは昨年10月にベータ版をリリースし、現在はサービスプランの検証と顧客ニーズの検証を進めています。短期的には、顧客との丁寧なヒューマンタッチなマッチングを重視しつつ、中長期的にはマッチング効率や情報担保のためのプロダクト機能開発を進めていきます。

グロスマーケティング戦略としては、プラットフォームの提供だけでなく、海外現地の生のビジネス情報を発信するオンラインウェビナーやメディアを始動しています。今後は、地域別・目的別のオフライン交流・学習型コミュニティの構築も準備しています。

海外展開の敷居を下げ、あらゆる企業が規模や場所に関係なくグローバルに挑戦し、世界中の優秀な人材と共に成長できる世界を創るため、今回初めての資金調達として3000万円(シードラウンド)を募集しております。アジア市場(東南アジア、インド、中華圏)の人材プール確立を最優先に置いて拡大を進めてまいります。協業や利用、出資に興味のある方は、ぜひご連絡ください。

質疑応答・フィードバック

コメンテーター(はてな森):ご説明ありがとうございました。日本企業の海外進出にとって、現地の生の一次情報にスピーディーにアクセスできる仕組みは非常にニーズが高いと感じます。

いくつか質問させてください。1点目は、海外人材の活用というと、「ITエンジニア不足を補うために、安価な海外(ウクライナ等)のエンジニアをリモートで雇う」といったオフショア開発人材のマッチングニーズも非常に大きいと思いますが、そうしたオフショア領域も扱われる予定はありますか。2点目は、企業側と現地求職者側の「両面(ツーサイド)プラットフォーム」の集客についてです。特に、海外のニッチで優秀な「日本と現地を繋ぐことのできるエキスパート人材」を、どのようなルートで獲得し登録させているのでしょうか。3点目は、今後注力していく地域について教えてください。

周 如意氏:ご質問ありがとうございます。

1点目のオフショア開発人材(エンジニア獲得ニーズ)についてですが、結論から申し上げますと、私たちはそこには「あえて参入しない」と決めています。開発リソースの確保やエンジニアマッチングは、すでに他社様が数多く展開されているレッドオーシャンです。私たちのバリューは、開発ではなく「事業開発(ビジネスディベロップメント:BD)」に完全に特化している点にあります。現地の市場特性を読み解き、商流を開拓し、事業を0から1へと立ち上げるビジネス側の人材マッチングに絞ることで、他社と完全に差別化しています。

2点目の海外人材の獲得戦略ですが、ご指摘の通り「日本と現地の双方を理解し、事業開発ができる人」は非常にニッチです。私たちは、LinkedInなどのデジタルマーケティングを通じた直接スカウトに加え、「人を軸とした紹介ネットワーク(いもづる式効果)」を最大の集客ルートにしています。この領域の優秀な人材同士はグローバルで繋がっているため、まず中核となる信頼できる現地エキスパート(ハブ人材)を数名獲得し、彼らの紹介ネットワーク(紹介したくなるメディアやクローズドなイベントコミュニティの構築)を通じて、芋づる式に質の高い登録者を拡大していく戦略をとっています。無駄なマス広告は一切使いません。

3点目の注力地域についてですが、私たちは「世界中の人材」をカバーすることを目指していますが、現段階で最優先として注力しているのは「アジア市場(東南アジア、インド、中華圏)」です。日本企業の海外進出ニーズが最も高く、かつ今後の成長率が最も期待できるこのアジア地域において、圧倒的な人材プールとブランドを早期に確立させてまいります。