株式会社ARKは、シリーズAラウンドにおいて総額約13億円の資金調達を実施しました。本調達は、UntroD Capital Japan株式会社、Beyond Next Ventures株式会社、BPキャピタル株式会社をはじめとする複数のベンチャーキャピタルおよび事業会社からの出資と、株式会社りそな銀行、株式会社北國銀行、株式会社日本政策金融公庫からの融資を組み合わせて実行されています。調達した資金は、事業基盤の強化、陸上養殖システムに関する技術・製品開発、養殖場の開発、およびグローバル人材の採用に充てられます。
ARKは「海を休ませるために、陸に小さな海をつくる」をコンセプトに掲げる、神奈川県平塚市拠点の研究開発型スタートアップです。モジュール型閉鎖循環式陸上養殖システム(RAS)の設計・開発・製造を手がけており、水産物の生産のみならず、新たな市場創造にも取り組んでいます。2020年12月に設立され、多様な魚種を場所を問わず養殖できる仕組みを通じ「水産業の民主化」を目指しています。
今回の調達により、ARKはグローバルサウスを中心とした海外展開を本格化させます。特にUAEやインドネシアでの実証事業に注力しており、経済産業省の令和7年度補正「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金」にも採択されています。持続可能な水産物供給ハブの構築を目指し、政府の成長戦略であるフードテック分野の推進と共に、陸上養殖の社会実装をさらに加速させていく方針です。