日本円ステーブルコイン「JPYC」を発行・運営するJPYC株式会社は、シリーズBラウンドのエクステンションを実施し、追加資金調達を完了したことを発表しました。これにより、シリーズBの累計調達額は約60億円となりました。今回の調達は、金融およびweb3領域におけるエコシステム拡大を目的としています。
同社は2019年11月に設立され、2021年よりステーブルコイン事業を展開しています。2025年8月には資金移動業者として登録し、国内初となる日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行を開始しました。現在、Avalanche、Ethereum、Polygon、Kaiaの4つのチェーン上で展開しており、透明性と低コスト送金を強みとするデジタル金融インフラの構築を推進しています。
調達した資金は、「JPYC」の社会実装加速に充てられます。2026年7月閣議決定の「経済財政運営と改革の基本方針2026」において示された「オンチェーン金融(商流・物流・金流が一体化した金融)」の実現に向け、物流業界との連携を強化します。具体的には、出資参画したAZ-COM丸和ホールディングスの強固な物流網とJPYCの決済機能を組み合わせ、実業に根ざした新たな金融基盤の構築を目指します。
・AZ-COM丸和ホールディングス株式会社