← VPO News に戻る
📊 Blog

2000℃を300℃に!MiRESSOが核融合に不可欠なベリリウム精製の実証設備を着工

#株式会社MiRESSO #AI #テックリリース #新技術
VENTURE PITCH ONLINE編集部
2026/10/01
Cover
📄 目次

リリースの概要

株式会社MiRESSOは、同社独自の低温精製技術を用いた実証パイロット設備「BETA(Beryllium Testing Plant in AOMORI)」の本格工事を開始しました。設置場所は、資本業務提携先である大平洋金属株式会社(青森県八戸市)の敷地内です。本年8月に厚生労働大臣よりベリリウム製品の製造許可を取得しており、10月1日より本格的な建設フェーズへと移行しました。

実証設備「BETA」の目的

本設備「BETA」は、ベリリウム鉱石からベリリウム製品を製造するまでの一連のプロセスを実証するための施設です。MiRESSOが開発した技術を実設備へ適用し、操業の安定性、製品品質、および生産性などを総合的に検証します。ベリリウムは、航空宇宙や医療、エネルギー分野で利用される重要な希少元素であり、特に将来のフュージョンエネルギー(核融合発電)における燃料生産材料として、その重要性が高まっています。

技術的な背景と意義

MiRESSOの核心技術は、独自の「低温精製技術」です。従来、ベリリウム鉱石の精製には約2,000℃もの高温が必要とされてきましたが、同社の技術を用いることで、これを約300℃まで大幅に低温化することが可能です。この技術的ブレイクスルーは、製造プロセスの効率化とエネルギー消費の低減を可能にし、産業界におけるベリリウムの安定供給基盤の構築に寄与します。

今後の展望

MiRESSOは、BETAの完成と稼働を通じて得られる実証データを基に、技術の確立および事業化に向けた検討を加速させます。今回の本格工事開始を起点として、将来的なベリリウム製品の安定的な製造を実現するための生産プロセス構築を目指します。

出典・参照元: PR TIMES (prtimes.jp)
シェアする
LinkedIn