ネッスー株式会社は、シリーズAラウンドのファーストクローズとして、第三者割当増資により9,000万円の資金調達を実施しました。デットを含む累計調達額は2.58億円に達しました。本ラウンドでは、インパクトの最大化を優先しIPOやM&Aを志向しない方針のもと、利益で株式を買い戻す「償還型イグジットによるインパクト型エクイティ調達」という独自のスキームを採用しています。
同社は「すべてのこどもたちが、公平に、未来に挑める社会」をビジョンに掲げ、こどもの機会格差解消に取り組むインパクトスタートアップです。ふるさと納税を活用した地域創生事業「こどもふるさと便」のほか、未利用食品を活用する「チアドン」「ステナス」といった食と子育て支援事業、循環型の資材調達を提案する「サーキュラーデザインラボ」の3事業を展開しています。
今回の調達資金は、主力事業である「こどもふるさと便」の推進に充てられます。寄付者が返礼品を受け取りつつ、寄付金で地域の特産品をこども食堂やひとり親家庭に届ける同事業は、地域の産業振興とこどもの支援を両立させるモデルです。同社は、事業を通じて生み出すインパクトの経済的価値をKPIとしており、2031年度までに65億円のインパクト創出を目指すとともに、事業開発・エンジニア採用による組織体制の強化を図ります。