元Uber CEOのトラビス・カラニック氏が立ち上げた不動産ベンチャー企業「CloudKitchens」(運営母体:City Storage Systems)が、新たにロボタクシー事業へ参入する可能性が浮上した。テッククランチの報道によると、同社は自動運転車両を用いた配車サービスの提供に向け、検討を進めている可能性があるという。
現時点でCloudKitchensから公式なサービスローンチや具体的な車両仕様の発表は行われていない。しかし、同社が都市部で展開する広大な不動産ネットワークや物流インフラを活用し、ラストワンマイルの配送や、車両の拠点(ハブ)としての機能を担う自律走行プラットフォームの開発が想定されている。
カラニック氏はUberを通じてライドシェア市場のグローバル展開を牽引した実績を持つ。CloudKitchensが保有する独自の不動産データと、都市部での効率的な車両運用・待機インフラの最適化を組み合わせることで、既存のロボタクシー事業者とは異なる独自の競争力を確保できる可能性がある。
現時点で具体的な事業開始時期や提携先は公表されていない。市場の関心は、CloudKitchensが持つ物理的な不動産資産と、自動運転技術をいかにして都市戦略の中で融合させるのか、また法規制への対応をどう進めるのかに集まっている。