X(旧Twitter)は、各国政府機関からの法的要請に基づき、特定の投稿に対して閲覧制限や削除措置を講じた際、対象となるユーザーに対してその事実を通知する運用を開始しました。本取り組みは、プラットフォーム上でのコンテンツ制限に関する透明性を高めることを目的としています。
政府当局から法的要請を受け、Xが特定のコンテンツの制限を余儀なくされた場合、影響を受けたユーザーの投稿やアカウントに対して直接通知が送信されます。これにより、ユーザーは自身の投稿がどのような法的根拠や理由(特定の国の法律への準拠など)で、どの範囲において制限されているのかを即座に把握できるようになります。
これまで、法的要請によるコンテンツの削除や制限がいつ、どのような背景で行われたのかは、ユーザーにとって不透明な部分がありました。本機能は、プラットフォームが公開している透明性レポートの延長線上にある施策です。法的要請の可視化を強化することで、ユーザーとの信頼関係を維持することを目指しています。
Xは従来よりコンテンツの透明性に関する公開データを提供してきましたが、今回の施策により個別のユーザーへの通知を自動化することで、対応の明確化を図ります。今後も各国の規制環境や法規制に適応しつつ、デジタル空間における表現の自由とプラットフォームの責任のあり方を模索していく方針です。