Amazon傘下の自動運転企業であるZooxは、ネバダ州ラスベガスにおいて、同社のロボタクシーによる有料サービスを開始することを発表しました。これまで同社はラスベガスの一部地域で無料の公共サービスを展開してきましたが、本発表により、一般乗客から運賃を徴収する本格的な商用運用へと移行することとなります。
今回開始されたのは、ロボタクシーの一般乗客に対する運賃の請求です。利用者は専用アプリを通じて配車を依頼し、運賃を支払うことで移動サービスを利用できるようになります。これまで限定的に提供されていた無料走行が、実ビジネスとしての収益化ステージへ進んだ形です。
Zooxのロボタクシーは、従来の自動車のようなステアリングホイールやペダルが存在しない、自動運転専用の設計を採用しています。ラスベガスという複雑な交通環境において、長期間のテスト運用で安全性を蓄積してきました。今回の有料化は、同社の自動運転スタックが商用運航に足る信頼性を獲得したことを示しています。
Zooxはラスベガスでの展開を皮切りに、提供エリアの拡大やサービスの安定化を目指す方針です。自動運転業界全体として「技術開発」から「商用規模での収益化」へ転換する流れが加速しており、同社はその最前線に立っています。