株式会社ADVATECは、複数の個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、総額約1.6億円の資金調達を実施しました。これにより同社の累計調達額は約7.6億円となります。
2020年7月に設立された同社は、「医療従事者を記録業務から解放し、患者に向き合える医療現場の実現」をミッションに掲げています。主力サービスである音声AI医療カルテ作成支援サービス『コエカル』の開発・提供のほか、AIインフルエンサープラットフォーム『Beee』の運営など、SNSマーケティング関連事業も展開しています。
『コエカル』は、診察中の会話からSOAP形式のカルテを自動生成する医療特化型音声AIサービスです。2026年6月の正式提供開始から約7ヶ月で、導入医療機関は300院に達しました(2026年7月末時点)。単なる音声テキスト化にとどまらず、過去の診療記録の蓄積や連携により、診療に伴う一連の記録業務を支援します。
今回の調達資金は、『コエカル』のプロダクト開発および事業推進体制の強化に充当されます。今後はWEB問診や電子カルテとのAPI連携を強化し、医師の思考をサポートする「AI医療アシスタント」への進化を目指します。また、現場に寄り添う支援を提供するため、セールスおよびカスタマーサクセス担当者の採用を拡大し、さらなる導入医療機関の拡大を図る方針です。