NOT A HOTEL株式会社は、シリーズDラウンドにおいて総額165億円の資金調達および取引を実施したことを発表しました。この取引には、第三者割当増資による100億円の調達と、既存株主から引受先への株式譲渡(セカンダリー取引)である65億円が含まれています。今回の調達により、戦略的パートナーシップを強化し、事業基盤の拡大を図ります。
2020年に設立されたNOT A HOTELは、「日本の価値を上げる」をミッションに掲げ、建築・テクノロジー・ホスピタリティを融合させた別荘を提供しています。世界的な建築家が手掛ける空間設計に加え、専用ヘリコプターやクルーザーによるシームレスな移動体験など、独自のラグジュアリーな滞在体験を構築している企業です。
今回の資金調達は、主に以下の戦略的取り組みを推進するために活用されます。
1. 「NOT A GARAGE」事業の推進:トヨタの戦略投資会社であるトヨタ・インベンション・パートナーズ(TIP)やジーライオングループとの連携により、移動と滞在を一体化した体験を提供します。「使いたい分だけ」所有できる共同所有型のモビリティサービスを軸に、オーナーの活動フィールドを陸・空・海へと広げます。
2. 金融サービスの強化:SBIグループとの取り組みとして、株式会社SBI新生銀行による購入者向け提携ローンの提供を検討しています。顧客の金融面における選択肢を拡充し、購入環境を整備します。
これらの施策を通じ、建築から移動、購入までの体験を統合的に向上させ、事業成長を加速させる方針です。