株式会社Yoiiは、株式会社帝国データバンクの協力のもと、全国の企業1,840社を対象とした「資金調達に関する認知度・実態調査」を実施しました。本調査では、将来の売上をもとに資金を調達する「RBF(Revenue-Based Financing/レベニュー・ベースド・ファイナンシング)」について、国内企業の認知度や利用実態、検討状況を定量的に明らかにしています。
RBFの認知度において、スタートアップ企業と中小企業の間で顕著な差が見られました。スタートアップの認知度が52.4%に達し、半数以上が認知しているのに対し、中小企業の認知度は12.0%にとどまっています。内容まで深く理解している層についても、スタートアップが22.3%であるのに対し、中小企業は3.2%と、認知の深さにも大きな乖離が存在します。
スタートアップ企業においては、資金調達の課題として「審査時間」「手続きの煩雑さ」「株式の希薄化」などが上位に挙がっており、調達プロセスの効率性が求められています。一方、中小企業の約9割はRBFを「知らない」と回答しており、検討しない理由として「既存の資金調達手段で十分」とする回答が61.5%を占めました。これはRBFを比較検討した結果ではなく、選択肢として認識されていない現状を示唆しています。
Yoiiは本調査の結果を受け、今後も企業が自社の財務戦略に適した資金調達手法を比較・検討できるよう、情報提供および「Yoii Fuel」を通じたサービス展開を強化する方針です。成長企業を中心に広がりを見せるRBFという選択肢が、今後どのように国内市場へ浸透していくか、その動向が注目されます。